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図書カード使い放題?!

もし手元に自由に使える3万円の図書カードNEXTがあったら、あなたならどんな本を買いますか?
このコーナーでは、そんな夢のような話を作家さんに体験していただき、どんな本を選んだかを大公開!
図書カードNEXTで本を選ぶ楽しみをあなたも疑似体験してください。

第68回:阿津川辰海さん

国書税から予定外の本まで
<プロフィール> 阿津川辰海(あつかわ・たつみ)
1994年、東京都生まれ。東京大学卒。作家。2017年、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」から『名探偵は嘘をつかない』でデビュー。『透明人間は密室に潜む』が「2021本格ミステリ・ベスト10」国内ランキング1位のほか、ランキングを席巻。最新刊は『録音された誘拐』『阿津川辰海 読書日記 かくしてミステリー作家は語る』。ジャーロのサイト上にて「阿津川辰海・読書日記」を連載中。

 今月の図書カード3万円お買い物は阿津川辰海氏が登場! 「なんでも読むミステリー好き」の作家が、いきなりの国書税から海外文学・ミステリー・SFに予定外の本まで18冊を買いまくりだ!
(2023年1月31日 於東京堂書店神田神保町店)

 学生時代、通っていた中高一貫校から、神保町までは歩いてわずか15分でした。そんなわけで、中学生の頃から神保町に入り浸っていました。会場に選んだのは、行き慣れた東京堂書店。

阿津川辰海さんが図書カードNEXTで購入した本

著書 著者/出版社 価格(税込)
『迷宮遊覧飛行』 山尾悠子/国書刊行会 ¥3,520
『黒澤明の羅生門 フィルムに籠めた告白と鎮魂』 ポール・アンドラ、北村匡平訳/新潮社 ¥2,750
『夜光虫』 馳星周/角川文庫 ¥1,012
『僕は珈琲』 片岡義男/光文社 ¥1,980
『小さな手袋/珈琲挽き』 小沼丹、庄野潤三編/みすず書房 ¥3,300
『探偵小説の黄金時代』 マーティン・エドワーズ、森英俊、白須清美訳/国書刊行会 ¥5,060
『玉藻の前』 岡本綺堂/中公文庫 ¥968
『赤い館の秘密』 A・A・ミルン、山田順子訳/創元推理文庫 ¥1,034
『『新青年』名作コレクション』 『新青年』研究会編/ちくま文庫 ¥1,760
『サラゴサ手稿』上中下 ヤン・ポトツキ、畑浩一郎訳/岩波文庫 ¥3,608
『破れた繭 耳の物語1』 開高健/岩波文庫 ¥660
『夜と陽炎 耳の物語2』 開高健/岩波文庫 ¥814
『歌おう、感電するほどの喜びを!』 レイ・ブラッドベリ、伊藤典夫ほか訳/ハヤカワ文庫SF ¥1,540
『万華鏡 ブラッドベリ自選傑作集』 レイ・ブラッドベリ、中村融訳/創元SF文庫 ¥1,650
『ひとごろし』 山本周五郎/新潮文庫 ¥781
『書評稼業四十年』 北上次郎/本の雑誌社 ¥1,870
合計 18冊 ¥32,307

それでは各書籍について、購入の背景をじっくりと伺いましょう。

購入の背景について

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