作家自身は、どんな「本屋のお客」なんだろう?そしてどんな「本の読者」なんだろう?そんな疑問を、作家の方々に直撃インタビューです。
第262回: 澤田瞳子さん2010年に奈良時代が舞台の『孤鷹(こよう)の天』で小説家デビュー、以来さまざまな時代、さまざまな切り口の時代・歴史小説を発表、明治から大正を舞台にした『星落ちて、なお』で2021年に直木賞を受賞した澤田瞳子さん。実は幼い頃から大変な読書家で、授業中にも本を読んで叱られていたのだとか。膨大な読書遍歴の一部と、歴史ものに興味を持ったきっかけや、プロデビューの経緯などおうかがいしました。
澤田瞳子(さわだ・とうこ)
1977年京都府生まれ。同志社大学大学院で奈良仏教史を研究したのち、2010年『孤鷹の天』で小説家デビュー。同作で中山義秀文学賞を受賞。2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞、2021年『星落ちて、なお』で直木賞を受賞。他の著書に『若冲』『火定』『名残の花』『輝山』『月ぞ流るる』等があり、最新作『のち更に咲く』は初の平安ミステリー。
『満つる月の如し: 仏師・定朝 (徳間文庫 さ 31-7)』
澤田 瞳子
徳間書店
781円(税込)
『星落ちて、なお (文春文庫)』
澤田 瞳子
文藝春秋
891円(税込)
『名残の花 (新潮文庫 さ 96-1)』
澤田 瞳子
新潮社
737円(税込)
『輝山 (文芸書)』
澤田 瞳子
徳間書店
1,900円(税込)
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