2016年6月から図書カードが新しくなりました!贈り物には図書カードNEXT

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図書カードNEXT トップ > 図書カード使い放題?! > 最新:有栖川有栖さん

図書カード使い放題?!

もし手元に自由に使える3万円の図書カードがあったら、あなたならどんな本を買いますか?
このコーナーでは、そんな夢のような話を作家さんに体験していただき、どんな本を選んだかを大公開!
図書カードで本を選ぶ楽しみをあなたも疑似体験してください。

最新:有栖川有栖さん

アフター・サイン会のお買い物
<プロフィール> 有栖川有栖(アリスガワ・アリス)
1959(昭和34)年、大阪生れ。同志社大学卒。1989(平成元)年『月光ゲーム』でデビュー。書店勤務を続けながら創作活動を行い、1994年作家専業となる。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、2008年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。著書に『双頭の悪魔』『幽霊刑事』『迷宮逍遥』『赤い鳥は館に帰る』『絶叫城殺人事件』『作家小説』『鍵の掛かった男』『狩人の悪夢』など。

 〈新刊めったくたガイド〉で自著を紹介してもらったことはあるが、『本の雑誌』に寄稿するのはこれが初めてだ。よもや、いきなり〈図書カード3万円使い放題!〉からお声が掛かるとは。幸せ者だな、有栖川有栖。
 私は大阪在住なので、もとよりこの企画には縁が薄いと思われたのに、ちょうどいい機会が巡ってきた。神田三省堂本店で新刊『狩人の悪夢』のサイン会を催す予定があったので、それが終わってからお買い物、という段取りに相成ったのである。
 本誌の読者の多くと同じく、私は書店ジャンキーだ。ふだん行かない店に足を踏み入れたら隅々まで見て回りたいのだが、これが難しい場合がある。ついさっきまでサイン会をしていた人間が、イベント終了後に店内をうろつくというのは照れ臭い。事前に買い物をするのも然り。だから、3万円の本を買わせてもらえるだけでなく、いつもは味わえないサイン会後の楽しみを与えてもらったとも言える。
 ちなみに私は、本はまとめて買うタイプだ。欲しい本があまりにも多いため、ある時期からこんなふうに考えるようになった。──この店の本はすべて自分のものだ。全部は家に入り切らないから、ここに保管しておいて、気が向いたものから順に持って帰るのだ、と。
 一回のまとめ買いで使う金額はだいたい2万円から3万円だから、今回の企画は、ふだんは行かない書店でいつものように買い物をすればいいだけ。心がけたのは、3万円の豪華本を買って終わりにしないこと、自分の新刊(税込みで1,728円)を17冊買って終わりにしないこと......というのは冗談として、なるべく素直に本を選び、買った本(正確には買っていただいた本)は『本の雑誌』への礼儀としていつか必ず読むこと。以上の2点である。
 あ、もう一つあったな。次の作品の資料にするものも避けることにした。「これを次作の参考文献にするのかな」と読者に見当をつけられないためである。ミステリ作家は隠し事が多いんです。

有栖川有栖さんが図書カードで購入した本

著書 著者/出版社 価格(税込)
『山怪 弐』 田中康弘/山と溪谷社 ¥1,296
『文庫解説ワンダーランド』 斎藤美奈子/岩波新書 ¥907
『洞窟ばか』 吉田勝次/扶桑社 ¥1,512
『「本をつくる」という仕事』 稲泉連/筑摩書房 ¥1,728
『誰もがポオを読んでいた』 アメリア・レイノルズ・ロング、赤星美樹訳/ 論創社 ¥2,376
『魔術師の帝国 1ゾシーク篇』 クラーク・アシュトン・スミス、安田均訳/ アトリエサード ¥2,376
『谷崎潤一郎の恋文』 千葉俊二編/ 中央公論新社 ¥2,916
『筒井康隆コレクションⅠ 48億の妄想』 日下三蔵編/ 出版芸術社 ¥3,024
『ウインドアイ』 ブライアン・エヴンソン、柴田元幸訳/ 新潮社 ¥2,160
『ミスター・メルセデス』上下 スティーヴン・キング、白石朗訳/ 文藝春秋 ¥3,996
『アガサ・クリスティーの生涯』上下 ジャネット・モーガン、深町眞理子・宇佐川晶子訳/ 早川書房 ¥3,888
『謀略の都』 上下 ロバート・ゴダード、北田絵里子訳/ 講談社文庫 ¥2,290
『破壊された男』 アルフレッド・ベスター、伊藤典夫訳/ ハヤカワ文庫SF ¥864
『さあ、気ちがいになりなさい』 フレドリック・ブラウン、星新一訳/ ハヤカワ文庫SF ¥994
合計 17冊  購入総額 ¥30,327

それでは各書籍について、購入の背景をじっくりと伺いましょう。

購入の背景について

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