2016年6月から図書カードが新しくなりました!贈り物には図書カードNEXT

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図書カードNEXT トップ > 図書カード使い放題?! > 最新:芳崎せいむさん

最新:芳崎せいむさん

「あった!!」の喜び
<プロフィール> 芳崎せいむ(よしざき・せいむ)
漫画家、神奈川県出身。1989年、秋田書店の少女漫画誌「月刊ボニータ」でデビュー。代表作に『金魚屋古書店』『デカガール〈原作/長崎尚志〉』『鞄図書館』など。ビッグコミックオリジナル増刊号にて『アブラカダブラ~猟奇犯罪特捜室~』原作リチャード・ウー(小学館)を連載中。

購入書籍No.   12345678910111213141516171819

【1】『SFのSは、ステキのS』(早川書房)

『SFのSは、ステキのS』

 お買い物開始。リストに多い海外小説コーナー......の手前で、『SFのSは、ステキのS』を発見。帯の「星雲賞ノンフィクション部門受賞」の文字が目立つ。ライトでディープなエッセイ集。ページ数以上にみっちりとして、読んでも読んでもまだ読める上、巻末に40P近い四段組の用語集まである。

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【2】『神秘大通り』上巻(新潮社)

『神秘大通り』上巻

『神秘大通り』を発見。書店で欲しい本を目にした瞬間の感覚って、片想いの人と目が合った時みたいですよね(買い物のうれしさではしゃいでいる)。アーヴィング氏が70歳過ぎにして手がけた新作。本国では賛否両論のようですが、丁寧に読みたいと思います。装丁と木原未沙紀さんの画が素晴らしい。

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【3】『サイモンvs人類平等化計画』(岩波書店)

『サイモンvs人類平等化計画』

『サイモンvs人類平等化計画』が面陳で!ヴォネガット風タイトルから、松村さんに「SFですか?」と訊かれましたがそれは補完計画ですね。岩波10代からの海外文学。ゲイの高校生男子が周囲の人々との会話を重ねて描き出す、大人もドキドキする青春恋愛小説です。

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【4】『レモン畑の吸血鬼』(河出書房新社)

『レモン畑の吸血鬼』

『レモン畑の吸血鬼』は、萩尾望都先生の帯コメントに惹かれ購入。前衛的な米幻想小説とされていますが、千尋やポニョのような宮﨑アニメを、更にもっとダークにしたような、キッチュでシュールな世界観かと。

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 ここまで書店アカデミアの品揃え見事です。冊数を増やすため、文庫を主にしようと棚を移動。

【5】『ティファニーで朝食を』(新潮文庫)

『ティファニーで朝食を』

『ティファニーで朝食を』無地の色カバーに銀の箔押し、プレミアムカバー2017の一冊。ティファニーカラーだと言うのでミーハーにも欲しくなりました。村上春樹氏訳。映画は池田昌子さんと野沢那智さんの吹替を聞いてボロ泣きしてしまったのですが、小説の内容はまた違う趣きだそうで、比べてみます。

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【6】『奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき』(新潮文庫)

『奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき』

『奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき』脳卒中に見舞われた女性脳神経科学者の、再生への過程を語りつくしたルポルタージュ。一人称の為かエッセイ小説のような読みやすさ。誰にでも起こり得る危機と、ありうる可能性。

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【7】『物語ること、生きること』(講談社文庫)

『物語ること、生きること』

『物語ること、生きること』稀代の筆力を持った"小説家"が「なぜなれたの」「どうやったらなれるの」と、繰り返される問いに対し、「この本でまとめてお答えします!」の勢いで書いてくださった自叙伝風手引書。学校の図書館に一冊は欲しい。

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【8】『十二章のイタリア』(東京創元社)

『十二章のイタリア』

『十二章のイタリア』東京創元社『鞄図書館』担当編集おすすめ本。イタリア在住著者による、すべてが「本」をテーマとした12のエッセイ集。むかし読者さんに須賀敦子さんの本を勧められたこともあり、私とイタリアエッセイは相性が良い感じがするのかな、と思います。上品な文章で凜としています(なのになぜ)。

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【9】『僕が殺した人と僕を殺した人』(文藝春秋)

『僕が殺した人と僕を殺した人』

『僕が殺した人と僕を殺した人』をおすすめの編集者は小学館『アブラカダブラ~猟奇犯罪特捜室~』の担当なのですが、これは文藝春秋の本。この企画に熱心で他にも5冊くらい勧めてくれました。シリアルキラー物で『AKIRA』がモチーフに登場したりなど、軽い意味ではなく青年漫画的です。

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【10】『間取りと妄想』(亜紀書房)

『間取りと妄想』

『間取りと妄想』これはきっと掘り出し物の小説だぞとホクホクしていたら、本の雑誌8月号で素敵な書評が掲載されていました。そちらもお読みください。

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【11】『愛しのオクトパス』(亜紀書房)

『愛しのオクトパス』

『愛しのオクトパス』タコドキュメンタリー。タコにも魂と意識があることを科学と精神の2つのアプローチで解き明かす。タコは友達。

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【12】『動物奇譚集 2』(京都大学学術出版会)

『動物奇譚集 2』

 ここで初めて目当ての本が見当たらず、代わりに『動物奇譚集』を手に取る。なんとギリシャ古典。あらゆる動物についての短文集。松村「これは......」私「漫画のネタになりそう......!」買いました。
 見つけにくい本は店中央の検索機にキーワードを打ち込み、レシートのような紙を取り出す。持ってうろついていると、その度店員さんがすっと現れ、代わりに探してくれました。
 松村さんに重いカゴを持っていただくのが心苦しくも、まだまだ続きます。

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【13】『あるかしら書店』(ポプラ社)

『あるかしら書店』

 ここで初めて児童書のコーナーに入ってみる。思いのほか渋めの本も多く、子供の頃のわくわくを思い出します。 『あるかしら書店』書店ファンタジーのアイデア満艦飾。発想豊かだなあ。本好き本屋さん好き必読!

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【14】『名作転生 脇役ロマンス』(学研プラス)

『名作転生 脇役ロマンス』

『名作転生 脇役ロマンス』おとぎ話の脇役を中心に据え、舞台を現代に、換骨奪胎したジュブナイル。学級文庫に置いてありそう。本好きの姪っ子がいたらプレゼントしたい。

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【15】『緑の霧』(ほるぷ出版)

『緑の霧』

 ここでふと目をやった『緑の霧』と言う本の装丁が、とてもシンプルで美しい。店頭でこんな風に突然心惹かれた本は、後々までの宝物になることが多い。誰かの評価や、自分の今までの手持ちの情報とは切り離された、単なるおもしろさを越えまるで私のためだけに存在しているかのような気がする本。かつて『青い鷹』と言うファンタジーがそうだった。

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 ようやく店内備えつけのソファに座り、松村さんに合算していただく。意外とまだ行けそう。残りは文庫を中心に、初見の本との出会いを楽しむことにした。

【16】『という、はなし』 (ちくま文庫)

『という、はなし』

『という、はなし』フジモトマサルさんが好きで手に取ったのですが、購入後に全編「本を読む」姿のイラストに寄せた文章なのだと気づきました。10年以上の間、本を読む姿が頻繁に出てくる漫画を描いているので感慨深かったです。吉田篤弘氏の「文庫版のためのあとがき」は、殊更に胸に迫る名文。

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【17】『沈黙の書』 (創元推理文庫)

『沈黙の書』

『沈黙の書』こちらも美しい表紙画の羽住都さんの絵が好きで。あとでシリーズ物だと気づき担当氏にたずねたところ、舞台が共通しているだけで、時代や人物がまちまちなことが多いので、ここから読んでも問題ない、とのこと。ほっとする。

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【18】『Burn.―バーン―』 (角川文庫)

『Burn.―バーン―』

『Burn. ─バーン─』表4のあらすじがアニメ『東京ゴッドファーザーズ』を彷彿とさせた事と、表紙イラストの渋さにひかれて購入。のちに著者プロフィールを見るとNEWSのメンバーだとか。そう言えばジャニーズの方の小説が評判になっていたなあと多少戸惑いながら巻末解説を見ると、大矢博子さんだったので深く安心。大矢さんの『女子ミステリー マストリード100』で取り上げられている既読本はすべて非常に好みのものだったので、未読のものも楽しめるはず、と信頼をおいている書評家です。

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【19】『ザ・バット 神話の殺人』 (集英社文庫)

『ザ・バット 神話の殺人』

 さて、最後の一冊はどうしようかと、棚をあちこちうろうろ。集英社文庫の棚にいまだにキングの『呪われた町』があることがうれしい。学生時代にプロローグを合作で漫画化した思い出の作品。この棚で一冊選ぼう、とためつすがめつした結果、北欧ミステリー作家ジョー・ネスボのデビュー作『ザ・バット 神話の殺人』を購入。

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 レジに本を積み上げると、店員さんが手早くスキャンを始める。「欲しかった本が全部あったんですよ! 助かりました!」とお礼を言うと、「それは良かったです!」と満面の笑顔。本当にここまで揃っているとはびっくりです。「あった!!」の喜び、満喫させていただきました。
 カドフェスブックカバーと、「キュンタ」特典二つ折りしおりもその場でいただき、合計金額は......税込29,980円。
 聞いた瞬間、漫画みたいにブハッ、とふきだしてしまいました。
 20円残った図書カードを恭しく松村さんから受け取り、二重の紙袋に全冊入れていただき持って帰りました。本当にありがとうございました。

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