2017年8月のクイズ
辻邦生の小説『安土往還記』は、冷徹、残虐、等々の怖い印象を持つ織田信長の内面を描いた傑作です。主人公はイエズス会の宣教師と日本にやってきた船乗り。小銃の名手ですぐに信長のお気に入りとなります。彼の手記により、間近に観た信長の行動ばかりか、内面の苦悩や高貴な精神性が語られています。辻の美しい日本語が堪能できる作品です。
そこで問題です。日本に一緒に来た宣教師の名前をどちらかひとりお答えください。
答え 「 オルガンティノ or カブラル 」 応募総数 ３，０８８名／正解者数 １，８８１名