つぶやき読書感想文 グランプリには図書カードNEXTネットギフト10万円!特別審査員は北川悦吏子さん!

結果発表

グランプリ 図書カードNEXTネットギフト10万円分

@7thse_様の作品

走るのは苦手だけど、読み終えると思わず走り出したくなった。
特別審査員 北川さんの評価コメント

撮影:小笠原真紀

私は「風が吹いたり、花が散ったり」を読んだことがありません。
でも、この感想を読んで、へええ、と思いました。
読んでみたい気分になりました。
なつせさん(@7thse_)の心を具体的に動かした作品なのだなあ、と思いました。
そして、また、私は、走り出したくなる気分が、大層、好きなのです。
走り出したくなってこその、人生だ、くらいに思っているので(笑)。

素敵な感想だと思いました。

入選 図書カードNEXTネットギフト5,000円分

  • このガラクタ、私の宝物なんです
  • 紙から音が聞こえてくる。こんな本初めて。
  • こんなに記憶に残らない小説がかつてあっただろうか?
  • 独善的で尖っていて、視野が狭くて愛が先走って、嫉妬でどろどろに醜いくせに、なぜ17歳という季節はこうも美しいんだろうか。
  • 最後まで読んで後悔したのは初めて。途中で止めておけばよかった。ずっと引きずってる。知りたくなかったなぁ……。
  • おい、読むな。これは私のために書かれた作品だ。他の誰にも見せたくない。私だけのための物語なんだよ! 読むな!!
  • 支離滅裂。伏線とか物語構成など、私たちが知っている小説の常識が一切通用しない。でも、面白い。
  • こんな青春が良かった そう思い、何度も手にとってしまう。そして瞬間、そんな青春の中にいる。もう私の思い出でいいと思う。
  • 何度でも、あの部屋へ。
  • 「本当の満足」は女たちの忍び笑いの中だけにあると思う。
特別審査員 北川さんの評価コメント

つぶやき感想文は、作品に対する、短いラブレターのように感じました。
評論チックなものは、あえて選ばなかったのかもしれません。
本を読んで感じ入る、というのは、やはり、最終的にはそういうようなことだと思います。
個人的なこと。
その人の心にどれほど突き刺さるか。
その人の心にどれほど寄り添うか。
どれだけ共感できるか。もしくは、驚きがあるか。
作品の出来、不出来はあるでしょうが
その作品がある水準まで達した時、
あとはもはや、もう、読み手と、書き手の間の、魂の交流だと思いました。
創作物、みなそうでは。

孤独な人が孤独にならずにすみます。
落ち込んだ人が、自分だけじゃない、と知ります。
舞い上がるような楽しみも、文章から読み取るでしょう。

青春の頃、夢中になって、夜明けまで本を読んでしまった頃を思い出しました。
本ってそういうものだと思います。
誰かの書いた物語を旅しながら、自分の心の旅が続きます。

つぶやき感想文、みな、切実で、そんな熱を、ヒシヒシと感じました。
どれも、選外のものも、素敵でありました。
本を読むって人生が、豊かになる。そして人を救うのだなあ、とつくづく思いました。
いい感想を、たくさん読ませていただきました。審査員なんておこがましいけれど、いい体験でした。ありがとう。

2018年 12月
北川悦吏子

多くの皆さまに読書感想文をお寄せいただき、ありがとうございました!